日本農業の再生
−複合営農で食料自給率50%を目指す−


古東英男(営農指導研究所) 著 

長年にわたり地域農業発展に取り組んできた著者の現場からの日本農業再生論。それは、農地集積による規模拡大でもなく、担い手は生産者でもないという。地域農家が一体となり、生産から販売まで行う一貫体制を構築した地域複合営農にある、と熱く語る。

A5判/定価(本体価格1,400円+税) /2009年11月刊

ISBN978-4-541-03658-2


<主要目次>

第1章 食料の安全保障
 1 米行政崩壊の歴史と現在
2 下手な日本外交とその要因
3 無視されたJAS法とその結果
4 食料自給率低下の要因と責任割合
第2章 新たな食料・農業・農村基本計画
1 国民の食料供給を担う農業の持続的な発展
2 国民生活の基盤である食料の安定供給の確保
3 地域に雇用と賑わいを生み出す農村の振興
4 国民生活の安心につながる持久力、食料自給率の確保
第3章 日本列島営農二区分論
1 営農二区分論と農政局の役割
2 地域活性化への取り組み(農政局が独自の方策を打ち出す)
3 食品産業・金融機関とのかかわり(農政局が施策の概要を示す)
4 食料の安定供給(安定供給に向けた農政局の指導)
第4章 21世紀の活性化構想
1 人を育てる
2 活性化構想
第5章 実践営農の取組
1 技術開発
2 営農団地作り
第6章 心豊かな営農と生活
 1 南あわじ市管内の営農と生活,そして社会的地位の向上
2 数字で見る南あわじ市の営農と関連企業
3 循環型の地域社会
淡路島農業体験記:東京農業大学・酒井ゼミ
 平成15年度酒井惇一ゼミ研修旅行
 〜瀬戸内の風に吹かれてしまった二十八の瞳〜

   

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