食と農の「崩壊」からの脱出 ―食料・農業・農村政策を「マーケット・イン型、地域分散・ネットワーク型、納税者負担型」へ転換せよ
武本俊彦 著
今後の農業経営、農政のあり方として、筆者は「3つの座標軸」を提案する。「経営のプロトタイプの転換」「農村地域の経済社会システムの転換」「農業保護の在り方の転換」である。キーワードは、「マーケット・イン型」「地域分散・ネットワーク型」「納税者負担型」だ。 A5判/定価(本体価格3,200円+税) 2013年1月刊 ISBN978-4−541−03904-0
序章 はじめに 第1章 なぜ食料自給率は劇的に低下したのか 第2章 農業の衰退から反転することはできるのか 第3章 日本は国際化の中で農業・農村をどのように保護していくべきか 第4章 米の管理制度転換のゆくえ 第5章 優良農地はどうやって確保すべきか 第6章 食品の安全性向上と消費者の信頼確保の方策 第7章 食と農の危機的状況を乗り越えるために