日本農業の動き181 農業は誰が担うのか
農政ジャーナリストの会 編
いまや、日本の農業従事者の平均年齢は65.8歳になってしまった。食料生産のみならず、地域の農地保全や環境維持のため、農業の担い手創出が農業政策上の最重要課題となっている。新規参入を含めた担い手の確保をどのように押し進めるのか?各分野の専門家が提案をする。
B6判/定価(本体価格1,200円+税)/2013年8月刊 ISBN978-4-541-03942-2
〈特集〉農業は誰が担うのか ・混沌?、少子高齢化の人口動態と農業の担い手の将来像(大山泰) ・集落営農に期待するこれからの日本農業の担い手(佐々木康雄) ・中山間地域の担い手を育てる、二階建て法人の取り組み(紫芝勉) ・農業への新たな取り組みと農業の担い手増加の新たなカギは(福永庸明) ・六次産業化の評価と課題、誰が六次化を担うのか(室屋有宏) 〈農政の焦点〉 ・ TPPと北海道農業(升田一憲) 〈WFO(世界農業者機構)〉 ・食料自給権を初めて確認、WFO新潟総会の意義(伊本克宜) 〈第28回「農業ジャーナリスト賞」が決まりました〉