農業直接支払いの概念と政策設計
−我が国農政の目的に応じた直接支払い政策の確立に向けて−


荘林幹太郎・木村伸吾 共著  

本書は「農業直接支払い」が行われているOECD諸国の政策を分析し、わが国における本格的な「直接支払い」の開始に向けての提言を行う。本書の特長は、OECD農業・貿易局の現職と元職により執筆されるという点である。両職員はOECDにおける直接支払研究の枢要部門を担当した経験を有する。加えて、両職員とも元農林水産省職員であり、OECDの分析を日本農政の文脈に「翻訳」するのに最も適した経歴を有している。

A5判/140頁/定価(本体価格2,800円+税)/2014年2月刊

ISBN978-4-541-03961-3


<主要目次>

1章 本書のねらい(荘林・木村)
2章 農業直接支払いの歴史的発展 −OECD諸国と日本−(荘林・木村)
3章 直接支払い政策の概念(木村)
4章 政策目的に応じた直接支払いの類型(木村・荘林)
5章 我が国における政策課題と直接支払いの活用(木村・荘林)
6章 総合的な直接支払い政策の確立に向けて(木村・荘林)

   

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