全国農村サミット2013


日本大学生物資源学科学部
全国農村サミット運営委員会 編
 

第15回目全国農村サミットのテーマは「地域資源の活用による地域活性化と大学の役割」。東日本大震災、福島第一原発事故を経て、TPPへの参加が予想される状況の中、各地の地域活性化への取り組み、そしてそれに対して大学がどのような役割が果たせるかを、講演、ディスカッション等で議論した。

A5判/223頁/定価(本体価格2,800円+税)/2014年8月刊

ISBN978-4-541-03989-7


<主要目次>

はじめに=日本大学生物資源科学部学部長 河野英一
I.TPPと地域活性化
・「全国農村サミット2013」基調講演 TPPの影響と地域活性化=東京大学教授 鈴木宣弘
・河南町におけるTPPと農業=大阪府河南町長 武田勝玄
・日置市におけるTPPと農業の6次産業化=鹿児島県日置市長 宮路高光
II.協働による地域づくり
・富士宮市とニジマス=富士養鱒漁業協同組合参事 田中俊夫
・ニジマス魚醤の創成=日本大学生物資源科学部助教 成澤直規
・シカの資源としての活用=静岡県中小企業団体中央会 大村吉夫、(株)ふもとっぱら代表 竹川将樹、日本大学生物資源科学部教授 小林信一、日本大学生物資源科学部大学院 石井 慧、日本大学生物資源科学部4年 川岸 司
・天子ガ岳の郷保存の会と地域・大学との協働活動について=天子ヶ岳の郷保存の会書記 渡邊和良
・ふじ食農体験交流協議会の地域協働活動=ふじ食農体験交流協議会理事長 小櫛和子
・富士自然教育センターの概要と協働による地域づくり=日本大学生物資源科学部富士自然教育センター運営委員会副委員長 島田正文(日本大学短期大学部教授)、日本大学生物資源科学部准教授 笹田勝寛
・朝霧高原における草原野焼きボランティア=日本大学生物資源科学部富士自然教育センター技手 黒田貴綱
・ツシマヤマネコと地域活性化−対馬モデルの確立を目指して−=長崎県対馬市長 財部能成
・コウノトリと地域活性化=千葉県野田市長 根本 崇
・大学と地域との連携に関する議論=日本大学生物資源科学部教授 糸長浩司
・北海道八雲町と日本大学との域学連携について=北海道八雲町 伊瀬 司
・みなかみ町の農林業の現状と地域連携―水と森・歴史と文化に息づく利根川源流のまちとして―=群馬県みなかみ町 岸 良昌
・静岡県下田市と日本大学との連携について=静岡県下田市産業振興課長 山田吉利
・おわりに=全国農村サミット運営委員会委員長 小林信一(日本大学生物資源科学部教授)

   

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