農・食・観光クラスターの展開


溝辺哲男・朽木昭文 編著

地域開発において、企業の集積化(クラスター)は極めて効果的な政策である。本書は、開発経済学、農業経済学、環境社会学、統計、開発計画などの各専門分野の研究者が集まり、日本と開発途上国を対象にして、それぞれの切り口から地域活性化に向けたクラスター形成の分析を試みている。

A5判/266頁/本体価格3,000円/2015年2月刊

ISBN978-4-541-04013-8


<主要目次>

はしがき                              
序 章  クラスター展開に向けた視点と本書の構成(溝辺哲男)      
第T部 農・食・観光クラスターの展開
第1章  クラスター政策の新たな視点(朽木昭文、溝辺哲男)
第2章 新たな局面を向かえるパインアップル− ツーリズムへの貢献役として −(菊地 香)                 
第3章 競争品目としてのマンゴーによる地域振興の可能性(菊地 香)
第4章 「文化」因子の資源化に向けた観光クラスターモデルの援用事例   
−愛知県における観光開発事例から− (山下哲平、橋本孝輔、朽木昭文)  
第5章  由布市の観光クラスター形成の事例 (朽木昭文、山下哲平、溝辺哲男、菊地香)  
第6章 沖縄北部地域の産業観光施設および直売所へ来訪する訪沖客の顧客特性(中村哲也、霜浦森平、菊地香、山田耕生)
第7章 美ら海水族館へ訪問する外国人客の顧客特性(中村哲也、陳志鑫、菊地香)
第8章 中山間地域における農村レストランおよび直売所の顧客特性(中村哲也、霜浦森平、丸山敦史、谷下雅義)

   

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