戦後日本の食料・農業・農村 第5巻 第1分冊
国際化時代の農業と農政 T


戦後日本の食料・農業・農村編集委員会 編

国際社会における貿易自由化の潮流の中で、日本も農産物自由化の強力な圧力に抗しきれず、輸入制限の緩和、関税率の引き下げ等により市場開放に努めてきた。
それでもなお、農産物輸出大国は不十分だという。日本の今後の対応はどうすべきか?農産物貿易自由化の歴史を俯瞰すると共に、市場開放圧力の背景と市場解放問題の推移を丁寧にトレースする。

A5判/本体価格7,000円/2016年3月刊

ISBN978-4-541-04074-9


<主要目次>

第1章 総 説
 第1節 国際化農政期の開始 −1971年−
 第2節 国際化農政の本格化
 第3節 ウルグアイ・ラウンド
 第4節 食管法から主要食糧需給価格安定法へ
 第5節 農業基本法から食料・農業・農村基本法へ
第2章 農産物開放圧力の背景
 第1節 日米貿易摩擦と経済構造調整問題
 第2節 20世紀末のアメリカ農業と農政
 第3節 ECの農業・農政 −マクシャリー改革への途−
第3章 農産物市場開放問題の推移
 第1節 牛肉市場開放問題
 第2節 オレンジ自由化と柑橘農業の対応
 第3節 コメ開放問題

   

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