日本農業年報62
基本計画は農政改革とTPPにどう立ち向かうのか
−日本農業・農政の大転換−
谷口 信和:編集代表
安藤 光義:編集担当
アベノミクス農政の推進下、官邸主導で決められた「2015年食料・農業・農村基本法」は農業基本法を軽視して作成された。「官邸=活力創造本部中心」の偏った基本計画と言わざるを得ない。人口減少や中山間地域の農業崩壊、TPP交渉の大筋合意など日本農業にとって多くの苦難が立ちはだかるなか、この基本計画は果たして実効性があるのか?
A5判/230頁/本体価格3,200円/2016年3月刊
ISBN978-4-541-04075-6 |