里海と沿岸域管理―里海をマネジメントする―
日高 健 著 著者は、『里海』を「沿岸域の住民や行政が共働して、沿岸域の環境や資源を持続的に利用していくための組織と仕組み、あるいはそのような組織と仕組みで管理される沿岸域」と定義する。このような里海マネジメントの仕方、日本型の沿岸管理について明らかにする。 四六判 302頁/定価(本体価格2,500円+税) /2016年3月刊 ISBN978-4-541-04076-3
第1章 沿岸域の現状 第2章 沿岸域に関わる法律と制度 第3章 里海概念の登場と展開 第4章 沿岸域管理と里海 第5章 コモンズとしての里海 第6章 里海の管理主体と管理組織の実体 第7章 漁業権をベースとした里海 第8章 里海を創る新しいコミュニティ 第9章 都道府県主導による沿岸域総合管理 第10章 里海をマネジメントする組織 第11章 里海マネジメントの課題