国際地域開発学入門


日本大学生物資源科学部
国際地域開発学研究会 編

日本大学生物資源科学部国際地域開発学科の基礎的科目「国際地域開発学入門」の集大成。「開発途上国・地域」研究について、各地域の専門家である、各教員がまとめた印刷教材を1冊にして、使いやすく束ねた教科書

A5判/268ページ/本体価格2,500円/2016年11月刊

ISBN978-4-541-04113-5


<主要目次>

第1部 開発と地域 
第1章  開発とは何か−開発の歴史から開発を考える−
第2章  発展途上地域、先進地域における開発課題
第3章  グローバル化とローカル化
第4章  メガFTAの地域統合と開発
第2部 世界の農業―地域特性― 
第5章  アジアの農業と開発
第6章  伝統農業と農村開発
第7章  アフリカにおける新規導入作物ネリカの挑戦
第8章  ラテンアメリカ地域の農業と国際協力−日本と世界の農業に貢献するブラジル農業を中心に−
第3部 環境と開発 
第9章  水土環境が南アジアの人々に及ぼす影響
第10章  経済発展と資源利用・環境問題
第11章   農地土壌劣化の予測と改善における現地適応型アプローチ
第4部 経済・経営と開発―アグリビジネス― 
第12章  農・食・観光クラスター形成による地域開発:「シークエンスの経済」の存在
第13章   日本における食料貿易とアグリビジネス
第14章   離島における農業の生産・流通システムの構築
第5部 貧困削減と開発 
第15章  貧困とは何か−その考え方−
第16章   農業・農村開発の必要性
第17章   貧困削減に向けた持続可能な開発−ミャンマーの少数民族を手がかりにして−
第6部 文化・共生と開発 
第18章  多文化共生と言語
第19章   女性農業者の働き方からみた共生社会
第20章   健康と社会:わたしたちにできること−低開発国における健康と人間開発−
第7部 開発の実践 
第21章  国際協力の課題と日本の姿勢
第22章    人間の安全保障を目指した農業・農村開発−カンボジアにおける協力事例−
第23章    国際協力−西アフリカにおける野菜普及のための草の根アプローチ−
第24章  ラテンアメリカにおける日本のODAによる地域農業開発

   

| 農林統計協会ホームページ| 新刊書| 購入方法 |