戦後日本の食料・農業・農村 第5巻 第2分冊
国際化時代の農業と農政 U


戦後日本の食料・農業・農村編集委員会 編

1970年代以降、農産物の市場開放という国際社会の趨勢のなかで、日本農政は従来の保護主義的な路線からの脱却を余儀なくされた。
第5巻第2分冊は、生産構造がドラスティックに変化していくなかで、明らかな内外価格差をどのように補填し、日本農業の基盤を維持していくのか。農林水産省が先導した諸政策を検証するとともに、農業外からの働きかけを振り返る。

A5判/534ページ/定価(本体価格7,000円+税)
2017年9月刊

ISBN978-4-541-04147-0


<主要目次>

第4章 岐路に立つ日本農業
 第1節 1970〜2000年の農政概観
 第2節 センサスによる動向分析
 補 論 果樹農業における構造変動と担い手
第5章 国際化時代の農政展開
 第1節 内外価格差問題と農産物価格政策
 第2節 「新政策」のビジョンと現実
 第3節 農業環境問題への取り組み
 第4節 条件不利地域問題と地域立法
第6章 各界の農業・農政論
 第1節 農業団体の農業・農政論
 第2節 経済界の農業・農政論
 第3節 労働団体の農業・農政論
 第4節 消費者団体の農政論の特徴と意味

   

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