日本の農業環境政策
―持続的な美しい農業・農村を目指して―


荘林幹太郎・佐々木宏樹 著

農村回帰の動きや外国人観光客の増加など、様々な観点で農山漁村の環境や景観の「価値」が見直されている。その背景にある農山漁村の環境や景観を保全、改善するための政策、言い換えれば農業・農村持続性を高めるための政策を中心とした取り組みの全体像を明らかにする。

A5判/204ページ/定価(本体価格2,800円+税)/2017年12月刊

ISBN978-4-541-04168-5


<主要目次>

目次 はじめに 
第1章 「持続性」はなぜ農業にとって重要なのか?(荘林)
第2章 持続可能な農村環境と「幸福度」(佐々木)
第3章 農業と環境をめぐる関係性の現状(佐々木)
第4章 農業環境政策の分類(荘林)
第5章 地球温暖化緩和策(荘林)
第6章 生物多様性の保全(佐々木)
第7章 バイオマスの利用(佐々木)
第8章 水質の保全(荘林)
第9章 景観の保全(荘林)
第10章 地域的なアプローチの重要性―「統合性」の確保―(荘林)
第11章 美しい農業・農村を目指して(荘林、佐々木)
補論  レファランスレベルをどのように定めるのか? 
イングランドにおける議論からの教訓(パーカー)

   

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