果物の贈答マーケティング


磯島昭代 著
 

家計における果物消費が減少傾向にある中で、贈答用果物という高級品市場が一定の存在感を保っていることに着目している。また、贈答用果物の主要な販売チャネルとして生産者による直接販売をあげ、消費者の相互作用、すなわち贈答やおすそわけ行為による情報伝達が顧客拡大に与える影響とその活用方法について新たな知見を示している。

A5判/146ページ/定価(本体価格2,800円+税)
/2018年3月刊

ISBN978-4-541-04177-7


<主要目次>

序章 課題と分析視角
第1 章 贈答用果物の家計支出
第2 章 自家用および贈答用リンゴに対する消費者ニーズの解明
第3 章 リンゴ生産地における消費者の贈答意識と購買行動
第4 章 農家直販における顧客の意識と顧客拡大のプロセス
第5 章 リンゴ直販農家における販売管理と顧客獲得の実態
第6 章 「おすそわけ袋」に対する消費者評価と活用可能性
第7 章 消費者のおすそわけ意識と「おすそわけ袋」による新規顧客の獲

終章 まとめと今後の課題

   

| 農林統計協会ホームページ| 新刊書| 購入方法 |