祖田修 著作選集 第5巻 農業政策の展開過程−その理念と方向をめぐって−


祖田 修 著

第二次大戦後の農地改革に始まり、日本の農村・農業は大きく近代化した。しかし、それぞれの時期の農業政策は、農業内外からの様々な思惑や圧力により、本来の理念と外れていったところもある。市場経済のなかで農政・農業・農村はどのように変化していったかを顧みる。

A5判/256ページ/定価(本体価格4,800円+税)/2019年3月刊

ISBN978-4-541-04277-4


<主要目次>

第1部 戦後改革と農業・農政
第1章 戦後改革の背景と内容
第2章 農業会の解体と農業協同組合の成立
 第2部 高度成長の展開と農業・農政
第1章 高度成長の展開と論理
   第2章 農業基本法の成立とその理念
   第3章 基本法農政の展開と論争
   第4章 進展する国際化と農業の命運
   第5章 都市拡大と農業者の行動様式
   第6章 地域経済と農業
   第7章 規制緩和と農業
   第3部 農業の社会的意義と政策
 第1章 農業と外部効果
   第2章 農業・森林及び農山村の多面的機能をめぐって
 補 論 直接支払制度の発足と意義
 第4部 食料・農業・農村基本法の成立と農業・農政の展開
 第1章 日本農業の現実と展望
   第2章 食料・農業・農村基本法の成立と主要論点について
   第3章 国際貿易と農業・農学
   第4章 日本の農政改革の世界史的位置
   第5章 農業経営発展への環境条件
   第6章 日本農業の再構築
 第7章 家族中小農経営の可能性-

   

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