序章 はじめに
体内時計のハーモニー
トップアスリートの時計
なぜ体内時計がそれほど重要なのか?
本書の構成
第1章 「食べる時間」だけで体重は変わる
もはや栄養学の常識は通用しない
肥満はカロリーでは決まらない
解説:カロリー
時差ぼけは太る
やっぱり夜食は太る
夜の身体はカロリーを燃やしてくれない
体温は体内時計に従っている
基礎代謝にも24時間リズムがある
現代人の肥満の原因は?
病気になる食生活リズム
第2章 「朝食」が人生の分岐点
朝ごはんを食べない子供は成績が悪い
朝食で記憶力がアップする
体内時計をリセットする食事
朝食がやる気を生む
朝食習慣が学歴を変えてしまう
朝食習慣は将来の年収にまで影響している
成長した後の朝食習慣に効果はあるのか?
朝食は国として推奨している
健康日本21
朝食欠食を改善させたい国の努力
大学の100円朝食がすごい
コラム:朝食のすすめ
第3章 時間栄養学から組み立てる「黄金の食事法」
アプリによる食べる時間の管理
週7日間、毎日実行する必要があるのか?
朝食には炭水化物とタンパク質
朝食でサルコペニアを防ぐ
朝の魚肉ソーセージは金
前の晩に遅くまで食べてしまったら
夕食が遅い人は分食すべし
血糖値をコントロールする
◇24時間の血糖モニタリングとスパイク
◇食べる時刻と血糖値
◇食べる順番と血糖値、そして、セカンドミール効果
◇おやつも有効活用できる
体内時計を動かす食べもの
◇脂肪が体内時計をおかしくする
◇塩は身体の時計を早起きさせる
◇時計のリセットを強化する魚油とインスリン
◇朝のコーヒー習慣で体内時計をリセット
◇シナモンで時計を早める
◇香りで体内時計を手助け
◇セリンは朝型化の救世主
実践編:朝・昼・晩。何をどのように食べたら良いのか?
特別章?@ 体内時計と代謝をリセットする食事法「インターミッテントファスティング」
食事時間だけで寿命は延ばせる
インターミッテントファスティングはがんを減らす
超朝型生活による代謝のリセット
第4章 体内時計って何者?
サーカディアンリズム
2017年のノーベル賞は「時計遺伝子」
ハエからヒトまで5億年
体内で24時間が生まれる仕組み
体内時計が時刻を合わせる仕組み
マスターの時計は光で決まる
身体の時計は食事で決まる
身体の時計をひっくり返す
ヒトの時計も食事次第
夜行性と昼行性の違い
身体の部位によって時計は違う
第5章 不調の原因は「時差」にある
身体の中で時差が生まれるから太る
記憶も体内時計に支配されている
記憶力が高い時間はいつ?
食生活がおかしいと学習能力が下がるマウス
問題は脳内の時差にある
時差ぼけで学習能力が低下する実験動物たち
国際線の客室乗務員は脳機能が低下する?
シフトワークによる認知機能の低下問題
社会的時差ぼけ
◇社会的時差ぼけと肥満
◇社会的時差ぼけと学業成績
夜型生活はどのくらいやばいのか?
コラム:サマータイムはダメでしょ
◇サマータイムに反対する科学者の声
体内時計に合わない生活で早死にする
時差ぼけ治療薬が早死にを救う
体内時計で妊活する
特別章?A 睡眠と体内時計
眠くなる時刻は体内時計が決めるのか?
ヒトの自然な眠りとは〜原始生活民族の睡眠〜
睡眠ホルモンのメラトニンをコントロールする
お腹がすき過ぎると眠れない
良い眠りのための6か条
+α
第6章 体内時計コントロールのポテンシャルは無限大
アスリートの時計コントロール
大事な試験前こそ時計コントロール
病気には時刻表がある
ウイルスと戦う時刻
注射を打つのは何時が良い?
その傷は夜の傷?
時間治療と時間薬理
◇抗がん剤の投与時刻で生存率が変わる
◇抗生物質の副作用を軽減する時刻
血圧も24時間リズムが大事
体内時計を早めてレタスを育てる
生殖季節も体内時計が決めている
第7章 超実践編:自分のリズムを測ろう
睡眠/活動のリズムをスマートに測る
自分のクロノタイプを知ろう
夜型人間のための夜型生活
食生活パターンを「見える化」する
睡眠や体内時計をコントロールするためのデバイスやサービス
終わりに
資料編:時間栄養学をもっと勉強したい人のために
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