農業は夢・チャレンジのフロンティア
―日本農業を創造する新世代農業経営者の挑戦−
門間敏幸 著
農業経営研究歴40年の著者は、新世代農業経営者のチャレンジに大きな驚きを受け、9名の経営者を訪問。その特長をまとめた。結論は「この人たちがいるから将来の日本農業は大丈夫だ」。
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祖田修 著作選集 第8巻 “場の農学”への道
−新たな農業・農村を求めて−
祖田 修 著
急激にグローバル化する経済・貿易自由化の潮流のなかで、農業と工業、国と国のあいだ、地域間でさまざまな軋轢や矛盾が生じている。これらの問題を解きほぐし、農業に未来を開いていくためには、農業の持つ「場所性」にこだわり、その理解を深めていくことが必要である。
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祖田修 著作選集 第7巻 農村を思う 都市を考える
−“着土”の理念に根ざす随想・論説集−
祖田 修 著
本巻は、著者(祖田修)がいままでに時事通信社の『農林経済』、全国農業共済協会の『農政と共済』、大日本農会の『農業』等々、長年にわたって執筆してきた随想・論説の数百編から、時代を経ても色褪せない「珠玉の随想・論説」を厳選して掲載するものである。
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人生を変える最強の食事習慣―『時間栄養学』で「健康」「成功」を手に入れる
大池秀明 著
2017年に「時計遺伝子」の研究がノーベル賞を受賞し、食品をいつ食べるかについての栄養学(時間栄養学)に注目が集まった。著者は「食と健康」を専門として、体内時計と老化の観点から研究を展開している。本書では最新の時間栄養学による研究成果を豊富に披露。「朝食を食べる習慣」と、「学校の成績」「入学した大学」「入社した企業」「年収」に相関関係があるとの調査結果には驚かされる。 本書の目的は「同じものを食べるにしても【いつ食べるか】という視点があるかないかで、将来の健康や日々のパフォーマンスには大きな差が出ますよ」と伝えること著者は言う。ぜひ本書を読者の今後の実りある人生のために役立てていただきたい。 |
日本農業年報65
食と農の羅針盤のあり方を問う
―食料・農業・農村基本計画に寄せて−
谷口信和:編集代表
安藤光義:編集担当
2019年8月6日公表の「食料自給率」(カロリーベース)は37%まで落ち込んだ。その状況の中、現在の基本計画の進展度を検証し、「食料安全保障」等について基本計画の果たすべき役割について識者が論説した。またEU、スイスなど海外の安全保障についても紹介した。そして、13団体のステークホルダーからの意見を集めた。
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アメリカ2018年農業法
―所得保障の引き上げ・強まる農場保護の動き−
服部信司 著
2018年12月、2019年から2023年に至る5年間のアメリカ農業政策を規定する2018年農業法が成立した。
2018年農業法は、これまでの所得保障の制度=不足払いを維持・継続しつつ、所得保障の基準である目標価格を15%引き上げることをポイントとしている。
本書は、所得保障の引き上げを軸とするアメリカ2018年農業法の内容を明らかにするとともに、TPPと日EU経済連携協定の発効を踏まえた、日本農業の課題なども明確にする。
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